漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
男性 手首・指の関節、膝関節が腫れているので病院で水を抜いてはまた腫れ、以前より下肢が冷えて痛む様になり、ステロイド剤を処方されていた。比較的元気で寒い所で力仕事を1年前までされていた。
リウマチ科を受診してCRP(炎症反応値)の数値が30と高く来店。(0.3<正常)
体は冷えているが腫れているところの熱(炎症)をとり血流を良くするために腎を元気にする漢方薬、血の流れを良くする漢方薬に痛みなどに対応した漢方薬を飲んでいただくことにしました。
以上の処方で2か月間服用していただいたところ腫れが少し軽減し下肢の痛みが楽になった。
体質改善の漢方薬、養生を辛抱強くして頂いたおかげで、病院の薬も減量となりCRPも30→9.9→2.7と下がり、本人も痛みがなくなり散歩も出来るので嬉しいと喜ばれている。
漢方薬の種類も1つとなり病院の注射も中止となりました。
リウマチは中医学では熱タイプと冷えタイプと2つがあります。
前者は炎症が強く冷やすと痛みなどが楽になり、後者は体の全体が冷えているが、腫れ部位はやや熱があり入浴などで温めると楽になるタイプがあります。
この方は後者のタイプのため温めて痛みを軽減する必要と免疫のトラブルのため補腎(免疫を主る腎を元気にする必要があると考えられました。
普段の養生としては体を冷やす作業は控える必要があると説明しました。
TEL:097-536-2722
住所:大分県大分市西春日町4-1